カリブ海

ドミニカ共和国 プンタカナ:All inclusiveホテルでまったり過ごそう

2025年4月、Dominican Republic Punta Canaへ行ってきました。NYからプンタカナ空港(PUJ)まで約4時間!とにかく島が大きく、どでかいオールインクルーシブホテルでまったり過ごす休暇に向いています。幅広いオールインクホテルの選択肢(子連れ家族向けから大人専用まで)があり、幅広い旅行客のをカバーできる行先です。海岸線をホテルが私有地として占めているため、他のカリブ海の島のように、ビーチ巡りをするのは難しいですが、宿泊先のプライベートビーチから海岸線を散歩するには困りません!長ーく続く海岸を歩いてリラックスしましょう。

総合評価 

7回目のカリブ海だったので、ちょっと擦れてしまったのかもしれませんが、総合評価は★2つです。はじめにお伝えしたいのは、やはりベストシーズンに行くべきということです。ドミニカ共和国のベストシーズンは12月から4月。私はシーズンの終わり頃に行ったため、数日前が非常に悪天候だったらしく、ターコイズブルーに圧倒される風景、には出会えませんでしたがカリブ海を随所に感じることはできました。

ファミリー向け(子連れ)
カップル
一人旅
ビーチ(アクセルの良さ/海の綺麗さ)
交通手段の利便性
街の綺麗さ
物価
治安
★1つ:微妙、★2つ:普通、★3つ:Good、★4つ:Great、★5つ:最高

主要どころ(Hilton, Hyatt, Mariotto系など)主要どころのオールインクルーシブホテルを選べば間違いありません。プール、ビーチ、屋内プール、ジャグジー、サウナ、SPA、レストランにバー。ホテルでまったり何もしない。これが堪能できる行き先で、特にファミリーとカップルにとっては非日常を味わえるでしょう。

一方で、私のような一人旅ローカルなビーチをホッピングしたい、ローカルフードをサクッとたべながら、みたいなタイプの方には少し向いていません。何より、土地がでかすぎます。今までは本当に”島”に行っていましたが、今回はもはや大陸です。Google Mapで距離を測ると車で4時間とかざらに出てきます。タクシーやUberでの移動はコスパに合いませんし、レンタカーは他のカリブに比べて非常に高かったです。バスはカリブ特有のハイエースみたいなVanで乗り合いバスがありますが(激安)時刻表も停留所も合ってないようなものなので使えません。そもそもスペイン語圏なので・・・また、レンタカーの場合は路面がかなり悪いことは注意してください。車線があってないような交通事情に都市を外れると大きな穴や、大きな石、ぬかるみ道も多くあります。

街の綺麗さは難しいのですが、ラグジュアリーホテルが右側海岸沿いにあれば、左側は森、みたいなものです。空港周りがよく栄えていて道に様々なショップが並んでいますが、少し離れれば、内陸の一本道で両側は濃い緑の茂みが広がっており、低木の濃い緑が土地の広さを示すように一様に広がり馬がその一本道を並走しているような田園風景です。

治安に関しては、スペイン語圏であることと、ニュースを調べると治安の悪さ(外務省渡航危険レベル1)気がかりでしたが、夜には外に出ない、夜の海にいかないと基本的なところを押さえていれば身の危険を感じることはありませんでした。車で走っている時に、道を間違えたときに中学生くらいのヤンキーに囲まれましたが、車に乗っていたので特に何も起きませんでした。

NYの感覚でいけば物価は気になるレベルではありませんが、日本からの旅行の場合はそれなりに高いので注意が必要です。水の500mlが300円くらいなイメージでしょうか。バカンス用の街ですし、結局は大きな島で産業があるわけではないので物資は船便と空輸で賄われていると考えるとまあそんなもんかな、という感じですがオールインクルーシブホテルに泊まれば、ほぼ外で買い物する機会はないので問題ありません。

Zoetry Agua Punta Cana

ここのホテル、最&高です。しいて言えば、空港から車で1時間という点だけがネックかもしれません。(空港シャトルもなし)自分でタクシーを事前に手配しておかないといけません。

ホテル名:Zoëtry Agua Punta Cana (場所はスクロールしてGoogle Mapで確認できます)

広大な敷地の中に、部屋のビラ形式の部屋が92部屋!バー、複数のレストラン(おいしい!)、カフェ、SPA、ジム、室内ジャグジーバス、サウナ、プールにプライベートビーチが広がります。24時間対応のコンシェルジュが付いて、WhatAppで連絡すれば対応してくれます。また、20分の無料マッサージもついていて、SPAでマッサージを受けたあとに、サウナで整ってジャグジーをしてビーチで寝るなんてこともできます。

ホスピタリティがすごい!チェックインの時から感じる居心地の良さは、カリブ海では過去一でした。
バレーパーキングで名前を告げると、レモングラスのいい香りのおしぼりをが運ばれて来て、手を拭いたと思えば、きゅうりをくり抜いたカップ入ったデトックスウォーターがサーブされ、ソファに案内されます。チェックイン作業は最小限で、その後部屋のアロマを選びました。待合ロビーの開放感から、リゾート来たわー!もうホテルから出なくて良いかもって気分になっちゃいました。

綺麗に剪定された芝生と木々と空がカリブ海を感じさせます。ビーチにつながる小道を歩いてているだけでもリラックスできます。夜はとても良い雰囲気にライトアップされて、夜の散歩も敷地内ですから安心安全!

そしてお部屋ですが、綺麗の一言!オールインクルーシブなので、冷蔵庫の中身も心配ご無用。というか種類豊富になんでもあります。部屋にはお香もおいてあり、トイレで焚きました。バルコニーからはプールが見渡せて、シーブリーズを浴びながらまったり、ウエルカムドリンクのシャンパンで少し酔っぱらいました。お風呂も2階なのでシェードを上げて窓を開ければ露天風呂。文句のつけようがありません。

夕日も、日の出も独り占め!カリブ海は大西洋側(島の東側)は波が強めなのですが、しっかり綺麗です、ホテルのビーチ。ココナッツを出してくれる小屋もあります。(もちろん無料)ビーチ独り占めはファミリーにとってはとても重要な要素になると思います。泳ぐというよりも、海に少し入って、ビーチパラソルの下で波の音を聞いてChill!っていう贅沢な極楽空間を味わえます。

どの施設も充実していて、料理もおいしい!そう、ここのホテルは料理がとてもおいしいんです。しかもボリュームもばっちり。朝食はビーチのそばで波の音を聞きながら、朝からシャンパン飲んじゃったり、ミモザにしちゃったりできます。いよいよホテルから出る理由がありません。。。滞在期間中のホテルで行われるイベントの一覧がもらえるので、時間を見て行ってみましょう。たまたま、ランチにBBQが振舞われる日で、肉と海鮮の炭火焼が振舞われました。もちろん飲み放題、食べ放題。もう一度言いますが、ここの味はほんと美味しいです!

ドミニカ共和国を知る

カリブ海にはドミニカ共和国とドミニカ国の似て非なる島があります。大アンティル諸島に浮かぶ、La Española(イスパニョーラ島)をHaiti(ハイチ)と分け合っている国です。イスパニョーラ島の左側1/3程度がハイチで、残りの右側がドミニカ共和国です。

ドミニカ共和国は首都はSanto Domingo(サントドミンゴ)といい、島の南側にあります。一方でプンタカナは、リゾート地として有名で、島の東側の端に位置しています。スペイン語が公用語で、カトリック教徒が大多数を占めます。食は米・豆・肉が主たる内容で、一般的なカリブスタイルの想像通りです。

治安については、カリブ海では珍しく?外務省渡航危険レベルが設定されています(レベル1)ハイチ、ジャマイカ、トリニダード・トバゴがその他に危険レベル設定されている島ですね。

より国のデータを詳しく知りたい方は、外務省のページをご参照ください。

ドミニカ共和国プンタカナ空港(PUJ)へ-要入国カード-

私はNYからの旅ですが、その他都市からPUJへのアクセスは充実しています。アメリカ人は不要ですが、我ら日本のパスポートの場合は、ツーリストカード(E-Ticket)が必要ですので事前に必ず手続きをオンラインで完了しておきましょう。日本から行く場合は、以下のうち、NYやアトランタ、ダラスのような日本からの直行便があるところまで行ってから乗り継ぐことになります。

主な直行便発着空港
マイアミ(MIA)オーランド(MCO)ニューヨーク(JFK/EWR)アトランタ(ATL)シャーロット(CLT) ダラス(DFW)

運航航空会社
American, Delta, United, JetBlue, Spirit, Fronter

E-Ticket:カリブ海あるあるの入国時に見せる(提出する)VISAの代わりのようなものです。必ず到着前に終わらせましょう。

他のカリブ海ブログをまだ見ていない方は驚きかもしれませんが、カリブ海の島々の空港はかなり綺麗です。コロナの影響を受けて空港建設が後ろ倒しになり、最近できた空港が多いというのも理由のようですが、綺麗に越したことはありません。4月のNYはまだパーカーを着ていましたが、PUJ到着とともに何とも言えないカリブ海の空気感。降機してからの導線も迷うことなく、荷物もスムーズに出てきましたし、入国管理の対応もかなり良い!かなりすんなり空港から出ることができました。

交通手段:レンタカー左ハンドル国際免許でOK

旅行で行く場合のプンタカナの交通手段は、タクシーかレンタカーになります。電車はありません。(ローカルバスがありますが選択肢にはならないでしょう)Uberについては、既存のタクシー業界との摩擦があり少なくとも空港にUberを呼んでも来ないという事態が起きうるようです。Uberのサービス提供国としては把握できるが、実態としてUberがそこら中にあるわけではなさそうです。Zoertyホテルは空港シャトルがないので、自力で手配する必要がありました。ちなみに、色々調べていくと空港に出待ちタクシーはあまりおらず、事前に手配する(片道$60くらいが相場)必要があるのも旅の柔軟性を損なうものでした。

私は毎度のことながらレンタカーです。今回はかなり高かったですね。少し大きめのSUVを借りたのもあるのですが・・・(二泊三日で$400とかの水準になります含保険ガソリン)いつも通りHertzのカウンターへ。都市から外れると路面状況がかなり悪いのでパンクには気をつけるように強く言われました。

スペイン語のローカルラジオを流しながら、窓を開けてその島の空気、匂いを浴びながら大きなスーパーを探します。空港近辺は比較的栄えているエリアですし、そこから離れてしまうと、次のスーパーを見つけるのが難しくなります。空港近辺から離れていくと一気に車は減り、まっすぐ一本道、そして時々集落といった景色の変遷も楽しめますね。スーパーでその街の水や総菜コーナーで売っているものを買い、とりあえず食べる。そして貴重なミネラルウォーターや時々オレンジジュースなど必需品と嗜好品を買うと、それなりに重くて嵩張るので、車はその点便利です。

私にとって車を必ず借りる理由が、ビーチホッピングをするためです。海岸線を走って、気に入ったところで止めて海に入り、ビーチに寝てを繰り返すにはレンタカーが一番都合がいいからです。ところがどっこい、ドミニカ共和国では結局何個かトライして1個しかホテル以外のビーチにたどり着けませんでした。

スーパーで国の雰囲気を味わう

上のGoogle mapにピンを立てていますが、今回はSirena Marketというところに立ち寄りました。建物は倉庫型で、コストコよりも少し小さめな規模ですが、生鮮食品からなにから冷凍食品まですべて揃っていました。虫がいたり、欲しいものがないというようなことはなく、ドミニカ共和国の安定した電気供給網とロジスティクスを感じる一幕でした。そして、他のカリブ海にはないほど、とあるブランドがどの商品にもあることに気が付きました。

WALAはドミニカ共和国のスーパーマーケット大手のGrupo Ramosが展開するプライベートブランドで、通路を歩けば必ずWALA。冷凍食品もWALAだらけでした。私はWALAポテトチップスを買って食べましたが、不満無しです。WALAブランドはミドル層ターゲットの価格と品質双方を実現するコンセプトのようで、WALAを見つけたら躊躇なく買ってみましょう。

Punta Canaで知っておくべきビーチ

ビーチの場所は上のGoogle Mapで確認してください。これらのビーチは何を調べても大体出てくる有名どころですが、私はうまくアクセスできませんでした。Google Mapで経路通りに車を進めていくと、何やらゲートを通らなければいけなかったり、ホテルの入り口を通らないといけなかったり。ドミニカ共和国はGoogle Map上では海の近くまで道が見えるのですが、実際にはそこはホテルの敷地内だったり所謂Private Propertyなので入ることができないというケースが多くあり、私は毎回ゲートの人に聞くとそこを戻って次を右に曲がるんだ、なんて言わるんですが、これがまた別のPrivate Propertyだったりして。よーくよく調べていけばビーチにはたどり着けるはずです!ただ、トライアンドエラーを繰り返している時間はありません。こんな特徴から、ドミニカ共和国ではどこの場所のホテルにするか、が重要です。

  • Playa Bávaro
  • Playa Macao
  • Playa Juanillo

ビーチホッピングの極意

Private Propertyにはじかれようが、諦めないのが私。私は知っています、カリブ海には公営のビーチがあることを。早速Google Mapで調べてみると1時間。ここに行ってきました。

Playa Esmeralda

はじめは別のところに行こうとしていましたが、経路4時間と出て断念。濃い緑の草原を両サイドに見ながら時々牛を追い越してビーチを目指します。草の匂い、牛のふんの匂い、雨の匂い(時々スコールあります)、まりもみたいな濃い緑の低木が遠くに見える道をひたすら進むとありました、公営ビーチ。ただ、ここでも他のカリブ海の島と違ったのは、車がビーチすぐそばまでは入れないことです。これがドミニカ共和国スタイルなのでしょうか。ここってホントにビーチなの?という不安を抱きながら中に入ってみましょう。あれ、オフィスみたいな部屋があり、その奥には機関銃を携えた軍人が駐屯してるんだけど、、、これって大丈夫なん。

とにかくシッカリあいさつしましょう。Ola!!問題ありません。ちゃんと作られた道を進んでいくと、ドーーーーン。めちゃめちゃ広い。この日はスコールが降り終わった後だったので海が荒れていました。ビーチには4組くらいの家族がいて、おそらく地元民ですね。ピクニックしに来ましたっていう感じのシートにお弁当にまったり過ごしていました。Google Mapでみるとウミガメの標識があったり、シーズンにはもっとカリブ海!っぽい顔を見せてくれるようですが、ローカルビーチ感はとても強く、Chillに最適です。ただ、遠いのでやはりドミニカ共和国でのビーチホッピングはお勧めしません。

他のカリブ海にも興味が湧きましたか?

キュラソー、アルバ、セント・マーチン、バルバドス、アンティグア・バーブーダ、バミューダ諸島。どれも特色があってよい旅でした。アメリカ駐在の皆さん、旅行の準備はできていますか?クルーズもいいですが、ローカルな旅してみませんか?

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