VISA申請シリーズ第三弾。France-Visas編です。第一弾ではVISA申請の全体像を纏めています。第二弾はEtude en france編でしたね。
私の場合は、フランスの大学院への留学、個人(私費)留学、合格通知保有、交換留学非該当、日仏間協定に基づくプログラム非該当、フランス政府奨学生(フランス政府給付留学生)非該当。取得すべきVISAはVLS-TS(長期滞在学生ビザ)となります。
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France-Visasのアカウントを作ろう -楽勝-
何も難しいことはありません。France-Visasにアクセスしてささっとアカウントを作りましょう。第一弾で掲載したフローのうち、今回はFrance visasがテーマですね。”Etude en France”にはの手続きガイドがありましたが、France visasには日本語のガイドはありません。

まずは、Do you need a visa?をやってみよう
France visasのページに行くと、3つのBoxがありまして、真ん中の申請フォームを進めたいところですが、まずはDo you need a visa?をやってみることをお勧めします。※言語をEnglishにしているのでこの表記です。理由は、あなたの状況にはこのVISAが必要で、申請に使う資料はこちらですという案内が見れるからです。ここで日本語訳が分かりづらいのは、Purpose of travel/stayの2つ目の項目です。また、Fundsの項目には残高証明書について触れられており、私の場合は私費留学なので提出の1か月以内(つまり面接の1カ月以内)の残高証明が必要となりました。


”学生(EEF-Etude en france手続き):高等教育機関または公立/私立の教育機関の登録証明書、テスト生ビザ:EEF-Pastel申請からのEEF ID番号が記載されている登録証明書”
日本語だと大学院の入学許可書(登録証明書)が必要なことはわかるのですが、EEF番号がある登録証明書って何だろう?となるわけです。(EEF番号などの用語は第一弾ブログをご参照)この解決法は後掲。
France-Visasの申請フォームを埋める
入力に際して困ることはあまりないでしょう。前述のEEF番号のある~を除いて。ここの解釈ですが、Etude en france(EEF)の手続きを完了しているのかを確認したいという趣旨の項目と理解し、以下の書類を添付しました。(もちろん問題なかった)
- Accord préalable d'inscription
- [Receipt of procedure fees' payment]※これでも代替できるかもしれません
Accord préalable d'inscriptionは、Etude en franceのマイページからダウンロードできます。これは、Etude en franceの申請フォームに記載した内容がPDFでサマリーとなったものに見えます。いずれにせよ、EEF番号が記載されていて、Etude en franceの手続きを終えているということを示せればよいので(終えていると示せる資料か厳密には疑問)上記で対応しましょう。
住居証明をどう切り抜けるか
Etude en franceのガイド最終ページにも大使館での書類申請に関する注意点が記載されていますね。この時点では、滞在予定の住所を入力するだけで資料の添付は不要だったはずです。つまり、いったんはホテルの住所を入れておけばよいのですが、大使館に行くときには以下の指示に従う必要があります。
住居証明:未定の場合は、決まっていない理由・これからどのように決めていくかを説明したフランス語か英語の手紙に、日付およびパスポートと同じサインをしたものが必要
ということで、これはフリーフォーマットでこの内容に言及した資料を作らなければなりません。また、忘れてはならないのは、英語かフラン語の資料のみ認められるので英語でちゃちゃっと作りましょう。そして印刷、パスポートと同じサインを付しておきましょう。また、ホテルの予約がわかる印刷物も忘れずに大使館にもっていきましょう。France-Visasにはアップロードする必要はなかったはずです。
テクニカルですが、こんなやり方をしていた人がいました。ホームステイをするけれど、まだホームステイ先について十分な情報が得られていない(個人情報の観点から開示されない)場合には有効かもしれません。まずホテルを2週間分ポイントで予約できる人もそうそういませんが・・・ホテルの予約が3日だけとかだと、3日で家探しできるの?となりかねませんし、幾ばくかの期間のホテルの予約が必要かと思います。
- ホテルをポイントで2週間抑える
- そのホテルの住所を記入
- ホテルの予約メールや予約画面を印刷
- VISAが下りたらホテルをキャンセルし、ホームステイ先へ
下書きと最終版の違いを理解する
申請フォームは、下書きの状態だとPDFに透かしでDRAFT(英語で作業していれば)と書いてあり、最終版になればこのDRAFTは消えます。印刷するのは、なにも透かしに記載がない最終版を印刷しましょう。また、印刷した際に文字が枠からはみ出ていないか、つぶれてしまっていないかなど細部に注意を払いましょう。大使館に持参する資料の準備については次の記事で!