VISA申請シリーズ第二弾。Etude en France編です。第一弾ではVISA申請の全体像をまとめていますので是非。
私の場合は、フランスの大学院への留学、個人(私費)留学、合格通知保有、交換留学非該当、日仏間協定に基づくプログラム非該当、フランス政府奨学生(フランス政府給付留学生)非該当。取得すべきVISAはVLS-TS(長期滞在学生ビザ)となります。
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VISA申請・手続きの第一歩。Etude en Franceのアカウントを作ろう -楽勝です-
第一弾で掲載したフローのうち、今回はEtude en Franceがテーマですね。Campus Franceにアクセスしましょう。”Etude en France”の手続きガイドをクリックすれば、5パターンのガイドが出てきますね。必ずPDFをダウンロードしておきましょう。バイブルです。(私の場合は、”受入許可書を持っている:個人留学”)ガイドに従えばなんてこったありません。楽勝です。
ここで気を付けるべきは、作業途中に言語選択を変えると登録内容が消えることと、採番された番号(EEF番号)JP00-00000はすぐにわかるようにしておくことです。

Etude en Franceの申請フォームを埋めていく -履歴書?志望動機?-
まず、資料は英語かフランス語しか受け入れてもらえません。アップロードする資料で日本語があるとはじかれます。また、アップロードできるファイルのサイズ容量が小さめなので、上手にPDFや画像を圧縮しないとアップロードできないという壁に当たるかもしれません。
とはいっても、フォームは聞かれた情報を入れるだけなので、これもガイドに沿って行けば問題ないのですが、途中で”志望動機”の入力を求められます。おお、面倒なことが・・・大学院の願書エッセイを加工して乗り越えます。
※この志望動機、面接で英語もしくはフランス語で説明させられますので、何も見ずに言えるようにしておきましょう。まあ言えるか、考えて書いてるし・・・
その後に、履歴書の提出を求められます(既卒の人)でも、CVは大学院に行く人であれば皆あるでしょうし、そのまま転用すれば問題ありません。そうしているうちに、提出までたどり着きますので、まずは提出してみましょう!もし不備があれば、その部分に指示がついて差し戻しされます。
ありがちな差し戻し事由は、、、
申請フォームの提出・承認・手数料支払の後にOnline面接予約
申請フォームが審査通過するとマイページに手数料支払いの案内が出ます。金額や支払い方法はガイドに譲るとして(2万円+くらい!)、振込をしたら自分で振込しましたとボタンを押すのはユニークな手続きでした。振込が確認されると、Etude en FranceのOnline面接の予約を取ることができます。ここで、大事なのは、大使館日程を予約した日よりも前にOnline面接を設定しないといけないという点です。
VISA申請・手続きの鬼門?Online面接、どうよ?
準備しようにも準備しようがないVISA面接。どこの大学院に行くのかなど、記入した情報の確認を淡々としていきます。そして、CVや志望動機に進み、フランスにいつ入国する予定かなど。私の大学院は英語で行われますのでフランス語については問われませんでした。唯一おお、と思ったのは、IELTSのスコアを提出しているが、志望動機について英語で説明してください。という質問でした。簡潔に数十秒で構いませんということでしたので、何度も言い慣れた志望動機を伝えて終了しました。フランス語学学校が主たる留学先であれば、それなりにフランス語で話す必要があるでしょう。私は語学学校も行っていますが、それは大学院が始まるまでのチョイ噛みなので問われませんでした。
VISA申請・手続きの時間的制約を考える
手続きには、タイミングに自由度があるものと、時間的制約(順番や発行までのリードタイム)があるものがいくつかあります。
考えるべき時間的制約(段取編)
つまり、大使館日程を予約する際には、十分な時間を見込んで予約を取る必要があることに注意してください。もし先を取りすぎて、早めたい場合は、途中で手前の日付が開いていたらそこを改めて予約すればよいです。、タイムラインを見通せないからといって大使館日程予約を先延ばしにすると悲惨なことになります。また、Etude en FranceのOnline面接のを大使館日程予約日の同日にいれる(Online面接を終えてから大使館に急ぐ)パターンは全くお勧めできません。資料の不備を誘発する要因です。では、次の記事でFrance-Visasにおける注意点を見ていきましょう。