フランスに留学する方は、言われるがままに、よくわかっていないけれど出生証明書を作成しにいかなければなりません。手続きは簡単。ただ、大事なことがあります。事前に日本で自分の謄本/抄本を取得してから渡仏してください。はい。以上です。よくわからないので面倒だなあと思いがちですが、この手続きはサクッと終わるのでフランスに着いたらすぐに行きましょう。
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出生証明書(EXTRAIT D'ACTE DE NAISSANCE)について今一度整理
この書類は出生の事実を証明するもの、と大使館のHPに書いてありますが、日本の戸籍謄本(抄本)のフランス版と思っていればよいでしょう。時には留学先に、Sécurité socialeyや場合によってはCAFに提出したり。公的書類なので写真は控えますが、内容はこんな項目です。申込書の記入例がありますが、これに沿って謄本/抄本内容と照らして作成されます。
NOM ET PRENOM | 名字と名前 |
DATE DE NAISSANCE | 生年月日 |
LIEU DE NAISSANCE | 本籍地(東京都、のように都道府県までしか出ません) |
DOMICILE LEGAL | 国籍 |
PERE | 父親の名字と名前 |
MERE | 母親の名字と名前(旧姓も) |
SEXE | 性別 |
SITTUATION DE FAMILLE | 独身などのステータス |
フランスにある日本大使館・総領事館・領事事務所を知る
厳密にはフランスにおける行政管轄は4つの機関で形成されています。各機関によって取り扱う行政事項が異なる可能性がありますので、ご自身が行かれる地域を管轄する機関のページを確認する必要があります。まずはフランスの4つの機関について大使館の公式資料で確認してください。
- 在フランス日本大使館(パリ)
- 在ストラスブール総領事館(ストラスブール)
- 在リヨン領事事務所(リヨン)
- 在マルセイユ総領事館(マルセイユ)
つまり、この4つの都市にお住まいでない場合は、出生証明書の書類を取りに行く時に物理的にそれらの都市に行かなければなりません。
出生証明書の申請方法と持参物
申請方法は簡単、来館・郵便・オンライン、来館であれば条件なく持参物を持ってくれば対応してくれます。郵便とオンラインはいくつか注意書きがHPに書いてありますので少し面倒ですね。それに、書類の受取は必ず来館なので、注意してください。一般に5営業日あれば出来上がるようですが、大使館・領事館・領事事務所から遠いところにお住まいの方は取得まで時間がかかりますので気をつけてください。
- 戸籍謄本の原本(戸籍抄本でも可)※発行から6ヶ月以内
- パスポート
- 滞在許可書(学生であれば学生VISA)
なによりも大事なことは、日本で戸籍謄本(抄本)を取得してくることです。
出生証明書を取りに行く
引換券を渡されるのでそれとパスポートを持っていけば問題有りません。あとは、発行手数料を払えば終わりです。現金でピッタリ用意しておきましょう。
フランスのVISA申請で難航していますか?こちらの記事で詳しくお伝えしています。