2022年7月にペンシルバニア州(PA)ピッツバーグ(Pittsburgh)へピクルスのお祭り、ピクルスバーグへ行ってきました。Pittsburghで開催するPicklesのお祭りということでPicklesBurghなんていうおちゃめな名前のお祭りなのですが、ふざけたことも全力でやる、まじめなピクルスだらけのお祭りでした。このお祭りは2015年から始まり、2025年の今年は10周年ですね。一応アメリカの主要媒体である、USA TODAYの読者投票では、特定の食べ物フェスのランカーとして1位に輝いたこともあるくらい勢いのあるお祭りです。

Contents
総合評価
家族向け(子連れ) | |
カップル | |
一人旅 | |
治安 | |
交通利便性 | |
食の楽しみ |
車がないとかなり不便しますので、家族カップルで行く場合はレンタカー必須でしょう。Uber、もちろんありますが10分待ちとかがざらです。あまり多く稼働していない印象です。一人旅であればレンタカーは不要でしょうですし、十分でしょう一泊で。私は市内でもバスに乗りました。支払いは全部現金でしていましたが、今調べると現金かTransitというアプリを使うか、Connect Cardというスイカみたいなやつ?で払えばOKみたいですね。(おつりがでないのはアメリカどこも一緒)。
食はピクルスやサンドイッチ以外にもレストランは賑わっていたので食べ物は不便しない印象ですが、特産品というものはないかもしれません。治安は、中心街でもタバコやお金をせがんでくるホームレスや貧困層に出くわしました、まあまあ特有の変な煙の香りもしました。なので、NYよりもまったり過ごせるかと言われるとそうではないので★1にしました。(NYと同等かより良ければ★2以上)夜はNYと違って人も少ないですし、川沿い、橋の橋脚の下とか、なんなら橋もわたりましたが、まあまあ怖めな兄ちゃんたちや変な人が公園などにたむろしている印象でした。
Picklesburgh/ピクルスバーグのイベント内容は?
やっぱりちょっと変わっているというか、盛り上がりそうな内容というか、私はピクルスとピクルスビールで十分満喫しましたが参加してみるのもよいかもしれません。売っているものは基本的にピクルス周りのもので、ピクルス、ピクルスジュース、ピクルスビール、ピクルスドーナツ・・・。
- ライブミュージック
音楽ライブステージがあり、色々なバンドが演奏しています。 - ピクルスジュース早飲みコンテスト(Pickle Juice Drinking Contest)
1L弱のピクルスジュースの早飲みです。なんかこの手のお遊びをビールでもやりますし、ビアポンとかいうちょっと私は感覚を疑うゲームがあったり飲み周りのゲームは定番ですね。ちなみに、優勝者は、Mayor of Picklesburgh(ピクルスバーグ市長)の称号がもらえるそうです。 - ピクルスライディング(Pickle Riding)
ピクルスの機械にのってじょーばするアトラクションのようです。(有料) - ピクルス早食い(Pickle Eating)
これはピクルスジュース早飲みに同じですね。ピクルスをホットドックの大食いのごとく早食いします。



まずは、PicklesBurghのエントランステントに行きましょう。様々なピクルスグッツが売っています。私はピクルスがプリントされたぴちぴちのタンクトップを買いましたが、NYにもどると着る機会が一回もありませんでした。恥ずかしい!
エントランスに、ID確認ブースがあるのでそこに必ず立ち寄りましょう。そこで腕にフェスバンドを巻いてもらえば出店でアルコールを買うことができます。メインどころの端にはピクルスのバルーンに、なかなか進まないくらい人があふれていました。当日は雨が降ったりやんだりの曇天だったのに!
なぜピクルスなのか?HEINZの歴史
名前をもじるにも(ピッツバーグとピクルスバーグ)ピクルスがどこから出てくるのか分かりません。そう、あの有名なケチャップ企業HEINZの本拠地でもあるのです。このケチャップ、絶対見たことありますね。そう、このHEINZ今ではケチャップが超有名ですが、祖業はピクルスだったのです。PicklesBurghの橋のバルーン、あれはHEINZのピクルスがモチーフなんですね。


ピッツバーグに行った際は是非、HEINZ History Centerに立ち寄ってください!レトロなパッケージやどのようにしてピクルスが、ケチャップが、マスタードが世界的なシェアを取るに至ったか、会社の成長が展示されています。


ピッツバーグを知ろう
ピッツバーグはペンシルバニア州の西の方に位置した都市です。ペンシルバニア州(PA)と聞くと、フィラデルフィアを思い浮かべがちですが、ピッツバーグも覚えておきましょう。アメリカのそれなりな都市にはだいたい、NFLのチームとやNBAのチームとMLBのチームがありますが。ピッツバーグにはNBAチームはありません。


過去には、ピッツバーグは”鉄の都”と言われるほど鉄鋼が盛んな都市でした。アレゲーニー川・モノンガヒラ川・オハイオ川の3つの川が合流する立地を梃に栄えたピッツバーグは19世紀に工業都市として名を轟かせました。特に、アンドリュー・カーネギー(Andrew Carnegie)は鉄鋼王と言われピッツバーグを、鉄鋼会を、アメリカをRepする存在です。カーネギー、この響きどこかで聞いたことありませんか?そう、NYにあるカーネギーホールは彼の資金によって建設され、1981年にオープンしました。


19世紀末のアメリカのビジネス界には、カーネギー、J.P.モルガン、ジョン・ロックフェラーの超有名実業家が共存?競争?共生?していたようです。ほぼ年齢も同じく(2歳差ずつだったか)。ちなみにJPMorganは今でいう銀行ですが、John Pierpont Morganという個人のことを刺しています。アンドリュー・カーネギーはCarnegie Steel Companyを設立後、J.P.モルガンに売却(買収される)し、これが最近話題となったUS Steelの祖なのです。そのUS Steelを日本製鉄が買収する。ビジネス的に見れば買われる者に口なし(とは言わないまでもまあ・・・)ですが、ちょっとこのUS Steelというものは背負ってきた時代がアメリカそのもの。
ピクルスバーグ空港(PIT)からの交通手段
アメリカは広い!ピクルスバーグは車がないとちょっと歯が立ちません。Uberは存在していますが、空港から乗るならまだしも、市内で読んでも10分待ちなどざらです。なので、私のような1泊2日で中心地だけ、ならレンタカーは不要ですが、長くいるのであればレンタカーしましょう。
- BUS(28X):55分くらいで$2.75
Pittsburgh Regional Transit (PRT)のサイトをご確認さい。急いでなければとりあえずバスでダウンタウンまで行きましょう。 - レンタカー:Hertzでいつも通り借りてください
- Uber(TAXI):30分くらいで$40
ピッツバーグをふらふらしよう。
ピッツバーグにはカーネギーメロン大学(Carnegie Mellon University, CMU)という超有名大学がある都市としても有名です。AIや自動運転の研究が特に強く世界的にも名をはせているらしく、そこのMBAコースはTepperという名称でこちらも超有名どころなんだとか。
難しいことはわかりませんが、ここに行っとけというお店をTepperに通う友達が教えてくれました。Primanti Bros. Restaurant and Barカウンターに座りビールとサンドイッチ(パストラミ風バーガー?)1933年からずっと続く老舗です。



あとは、リバークルーズに是非参加しましょう。リバークルーズにも色々あるので自由時間がどれだけあるかで組み合わせて楽しみましょう。